私の部署では主に精米・玄米を販売しています。お客さまは、家庭用 を扱う米穀店や量販店と業務用を納入する店舗などの2種類があ り、営業範囲は中四国および一部九州エリアと広範囲を任されてい ます。営業途中に新しいお店を見つけたら、新規開拓に営業するこ ともありますね。“お米”と言っても商品それぞれに個性がありま す。どの料理にはどんな品種が適しているかなどの知識は営業に欠 かせません。自社の製品は一通り味を確かめて説明できるようにし ています。

新規量販店で当社のお米が採用となったとき、売場について何度も 打ち合わせを重ねました。ダメ出しをされましたが、最後にはバイ ヤーの方の信頼を勝ち取り、商品が並んだ時は感無量でした。また、 最初は聞く耳を持たなかった担当の方のもとへ粘り強く足を運ん だ結果、注文をいただくことができ、過去にない販売数字を上げる ことができました。数字だけでなく、二人で喜びを分かち合えたこ とが本当に嬉しかったですね。

営業は、お客さまのニーズを把握すること、それにいかに応えるか が大切だと思います。他の部署とも連携をとり、必要に応じて一緒 に営業に行くなど“総合力”を発揮することで、より高い顧客満足に つなげていきたいです。